Practise the thinking. Keep the judgement.
簿記2級の範囲:商業簿記と工業簿記を分けて学ぶ
日商2級は商業簿記と工業簿記
日商簿記2級は商業簿記と工業簿記(原価計算を含む)を対象とし、試験時間は90分です。商業簿記では取引や決算の処理を、工業簿記では製造にかかった費用と製品原価の流れを学びます。3級の基本仕訳を確認したうえで、両方の学習を進めましょう。
商業簿記:帳簿価額を基準にする
取得原価100,000円、売却時の減価償却累計額60,000円の備品を50,000円で売却した場合、帳簿価額は40,000円です。売却額との差額10,000円が固定資産売却益になります。取得原価と売却額だけを比べないことがポイントです。
工業簿記:費用の集計と振替を追う
直接材料費30,000円、直接労務費20,000円、製造間接費10,000円なら、当月製造費用は60,000円です。ただし、これが常に当月完成品原価になるわけではありません。月初と月末に仕掛品があれば、月初仕掛品原価を加え、月末仕掛品原価を引いて計算します。
分野ごとの練習から総合確認へ
商業簿記では取引の条件と勘定科目、工業簿記では数量・単価・原価の集計範囲を確認します。公式の出題区分表には、連結会計など、この短い例だけでは扱いきれない論点もあります。分野別の誤答を直した後、範囲全体の学習状況を確認しましょう。
よくある質問
日商簿記2級に工業簿記は含まれますか?
含まれます。商業簿記に加えて工業簿記と原価計算を学びます。
製造費用と完成品原価は同じですか?
月初・月末の仕掛品がある場合は異なります。月初仕掛品原価+当月製造費用−月末仕掛品原価で完成品原価を求めます。