Practise the thinking. Keep the judgement.
AIの学習ノートを覚える前に確認すること
AI要約を原資料と照合するための確認シート。割合の例で、もっともらしい誤りの見つけ方を練習します。
原資料を下書きの隣に置く
要約の対象となるページ、文章、スライドの範囲を残します。同じツールに「正しいですか」と聞くだけでなく、下書きを資料と照合しましょう。安心できる返事が来ても、独立した確認にはなりません。
「記述/出典の位置/自分の確認/残すか直すか」の4項目を使えます。解答に使う定義、数値、結論から確認しましょう。スタンフォード大学CRAFTの教材も、AIの回答の正確さを評価する学習を扱っています。
一つの記述を一つずつ確かめる
長い文は、述べている事実ごとに分けます。名称、単位、日付に加え、「一部・常に・のみ」のような限定にも注意しましょう。資料が条件付きで説明しているなら、その条件もノートに残します。
「資料に書かれていない」と「誤り」は分けます。もっともらしい補足でも、与えられた資料では裏付けられない場合があります。別途確認する印を付けるか、根拠を示せるまで資料に基づく要約から外します。
もっともらしい計算を自分で試す
下書きに「20%値上がりした後に20%値下がりすると元に戻る」とあったとします。100から試すと、値上がり後は120、その後は120×0.8=96です。元の値より4%低くなります。
直すべき理由は、値下がりの基準が値上がり後の価格になることです。答えだけ100から96に変えず、その理由も計算の隣に書きます。説明に元の誤解が残ると、同じ間違いを繰り返しやすくなります。
確認できた内容から復習を作る
確認できた記述は、自分の言葉で短く書き直します。「2回目の割合の基準は何か」のように、論点を確かめる問いを作りましょう。後でカードが曖昧に見えたときに戻れるよう、出典の位置も残します。
共有や提出の前には、授業で定められたAI利用と明記のルールに従います。自習では、下書きを見ずに説明してから資料と比べると、確認した内容を自分で説明できるか確かめられます。
自分で確かめる
下書きに「10%値下がりした後に10%値上がりすると元に戻る」とあります。最初の価格を200として確かめましょう。
解答と解説を見る
200×0.9=180、180×1.1=198です。最初の価格より1%低くなります。
2回目の変化は200ではなく180を基に計算します。確認した式を残し、下書きを直してから復習カードにしましょう。