Practise the thinking. Keep the judgement.
SPIの推論:「あり得る」と「必ずいえる」を分ける
条件を満たす複数の並びを比較し、一つの例だけでは結論を確定できない理由を学びます。
問題が求める強さを確認する
「必ずいえる」は、条件を満たすすべての場合で成立することです。「あり得る」は、一つでも成立する場合があれば足ります。最初にどちらを問われているかを確認してください。
一つの並びを作って選択肢に合ったとしても、その結論が必ず成立するとは限りません。別の並びで反例が作れるかを確かめます。
三人の到着順で考える
オリジナル例題:AはBより先に到着し、CもBより先に到着しました。この条件から、Bが最後であることはいえます。しかし、AとCのどちらが先かは決まりません。
A・C・BとC・A・Bは、どちらも条件を満たします。「Aが最初」は一方では成立しますが、もう一方では成立しません。したがって、必ずいえる結論にはできません。
反例を探すと何が分かる?
候補の結論を逆にして、元の条件と両立するか確認します。両立する具体例が一つ見つかれば、元の結論は必然ではありません。反対に、例が見つからないだけでは証明にならない点にも注意します。
人数が少なければ並びを列挙し、多ければ確定した前後関係だけを図にします。関係のない二人の順序を、図の見た目だけで固定しないようにしましょう。
根拠のない固定を見直す
解説を見る前に、自分が追加した前提を探します。「Aが先頭だと思った」「同点はないと考えた」など、問題に書かれていない条件を使っていないか確認してください。
次の練習では、同じ条件で複数の成立例を作るところから始めます。可能性と必然性を区別できると、選択肢の強い言い切りも検討しやすくなります。
自分で確かめる
PはQより年上です。RもQより年上です。PはRより年上だと必ずいえますか。
解答と解説を見る
必ずはいえません。
PとRの年齢関係は条件で決まっていません。どちらが年上でも、二人がQより年上という条件を満たせます。